医療法人社団紘朗会の
再生医療について
医療法人社団紘朗会再生医療部門ではエビデンスに基づいた治療を厳選し、
従来の医療の在り方にとらわれない総合的で新しい診療方針で、
一人ひとりのお悩みにあわせた先端の再生医療をご提供いたします。
医療法人社団紘朗会再生医療部門は第二種再生医療等提供計画番号
厚生労働省 第二種再生医療等提供計画 第PB3210146号
厚生労働省 第二種再生医療等提供計画 第PB3230187号
厚生労働省 第二種再生医療等提供計画 第PB3240017号
厚生労働省 第二種再生医療等提供計画 第PB3230218号
を取得している医療機関です
幹細胞治療では、患者様の脂肪組織を採取し、その幹細胞を培養します。培養した幹細胞を点滴などにより、体内に投与し、体の機能を再生、生体機能を飛躍的に向上させる治療です。幹細胞には自己複製能、分化能があり、様々な細胞に複製、分化することで、体の機能の回復の期待が高まります。また、ホーミングと言って体内の傷付いた部位に働きかけ、修復する機能があります。幹細胞は数多くの増殖因子や成長因子を分泌し、パラクリン作用により、体内各部位の炎症を抑えたり、痛みを抑えたり、体内の最適化が期待できます。
幹細胞を用いる再生医療は、厚生労働省が認めた特定認定再生医療等委員会で、その治療の妥当性・安全性・医師体制・細胞加工管理体制が厳しく審査されます。上記が適切と認められれば厚生労働省に治療計画を提出することができ、はじめて再生医療の治療を行うことが許可されます。
幹細胞の特徴 |
① 自己複製能:幹細胞は分裂を経て自分と同一の細胞を生成する能力があります。 ② 分化能:幹細胞は自分とは異なる様々な細胞に変化する能力があります。 骨・血管・皮膚・神経などの様々な細胞に分化します。 ③ホーミング:体内の傷付いた部位に働きかけ、修復する機能があります。 ④パラクリン作用:成長因子がパラクリン作用により体内各部位の炎症を抑えたり、痛みを抑えたり、体内の最適化に寄与します。 |
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対象となる症状 |
脳梗塞、脊髄損傷、末梢神経障害、慢性疼痛、膝関節症 関節炎、アトピー性皮膚炎、心筋梗塞、狭心症、動脈硬化 糖尿病、慢性腎臓病、慢性閉塞性肺疾患 自己免疫性疾患(関節リウマチ、全身性エリテマトーデスなど) 女性更年期障害、男性更年期障害 抗加齢医療(皮膚・血管などの再生) 新型コロナウィルス感染症後後遺症 |
主な幹細胞の効果 |
・損係した細胞や器官の再生と修復が期待される ・ミトコンドリア接続能の改善が期待される ・慢性疼痛の症状予防 ・身体能力パフォーマンス向上 ・健康増進・美容に対する効果が期待される |
診療項目
幹細胞治療
幹細胞治療とは、治療を受けられる患者様の脂肪組織由来幹細胞を採取し、培養した自らの幹細胞を静脈注射や静脈点滴により投与し、体内に戻し、体の機能を再生する治療法です。損傷した組織を修復・再生することが期待でき、老化などによる健康や美容の不調改善が期待できます。
NK細胞療法
ナチュラル・キラー(natural killer; NK)細胞は、体の中の、がん細胞やウイルス感染細胞などを見つけ、攻撃するリンパ球です。生まれながらに備わっているからだの防衛機構である自然免疫に重要な役割を担います。NK細胞療法は患者様の血液から抽出したNK細胞を培養し、増殖させ、がん細胞やウイルスへの攻撃を強化し、患者様の体に点滴で戻します。
エクソソーム治療
エクソソームは細胞から分泌される脂質二重膜からなる小胞体です。細胞間、人体においては臓器同士の情報の伝達に重要な役割を担うと言われており、あらゆる細胞から分泌されることが確認されています。間葉系幹細胞から分泌されるエクソソームは、様々な成長因子を分泌し、抗炎症や抗酸化作用を発揮します。また老化抑制、疾病予防、男性、女性更年期を改善が期待できます。
免疫細胞
免疫システムにおいて、T細胞とB細胞は重要な役割を果たす細胞です。
T細胞は細胞免疫の主役で、異物や異常な細胞を特定して攻撃します。CD4陽性のT細胞(ヘルパーT細胞)は他の免疫細胞を活性化し、CD8陽性のT細胞(サイトトキシックT細胞)は感染した細胞を直接攻撃します。T細胞は免疫応答を制御し、自己免疫応答を調節します。
一方、B細胞は体液免疫の主役で、異物に対して特異的な抗体を産生します。感染やワクチン接種により異物に対する免疫応答を学習し、長期的な免疫記憶を形成します。活性化されたB細胞はプラズマ細胞に分化し、大量の抗体を産生して異物を無力化します。T細胞とB細胞は免疫システムの複雑なネットワークを構成し、異物に対する適切な免疫応答を提供します。
施術の流れ
① カウンセリング
まず患者様のご希望をしっかりとヒアリング。その上で、医師から再生医療の目的や治療内容、安全性などをご説明させていただきます。また、患者様の状態も診断いたします。
② 事前血液検査(感染症検査)
患者様に同意をしていただいてから、採血・検査を行います。採血ではウィルスなどに感染していないかなどの感染症の有無など様々な検査を行います。
③ 脂肪を採取する
ご希望の部位を皮下脂肪から少量の脂肪組織を採取します。小さな切開から、脂肪を採取するため採取するため、傷あとはほとんど目立ちません。
④ 幹細胞培養
採取した脂肪はすぐに当院が提供している細胞培養加工施設に送付し、培養を開始します。細胞の培養・加工は徹底した陽圧管理の元、クリーンルームで行われます。
⑤ 投与
点滴によって最初は6週間、その後は毎回4週間培養した幹細胞を投与します。点滴では約1時間かけて静脈内に投与致します。お顔の局所注射の場合は、お顔全体に注射致します。
⑥ アフターフォロー
培養した幹細胞を投与してからは定期的に検診を行い、 状態の変化を確認します。 その結果を踏まえ、今後の方針のアドバイスをサポート致します。
当院について
院長 川嶋千朗
東京医科大学卒。2002年に医療法人社団紘朗会を開業してから、国内外の数多くの患者様の治療に携わっております。また、国内だけでなくアメリカ皮膚科学会やレーザー学会・抗加齢学会をはじめ、海内の学会に参加し、積極的に最新の治療技術を取り入れております。アメリカ抗加齢学会、ペプチド認定医として、ペプチド、ホルモン療法等で体内からの抗加齢で数多くの患者様が訪れています。
日本皮膚科学会・日本美容皮膚科学会・日本美容外科学会・日本抗加齢学会,会員。アメリカ抗加齢医学会ペプチド認定医、ガルデルマ社ヒアルロン酸注入認定指導医、サーマクール認定医、ダブロ認定医
医療法人社団紘朗会 再生医療部門
住所:〒106-0047東京都港区南麻布4丁目14-6 プレシャス18 5階
電話:03-6277-4650
アクセス:東京メトロ日比谷線「広尾駅」1番出口 より徒歩約6分
診療時間 :
水曜日~日曜日AM10:00 - PM7:00
休診日:月・火曜日
※完全予約制となります。
※英語対応可能