
糖尿病は血糖値を正常に保つ働きが低下し、血糖値が高い状態が続く病気です。人口の高齢化や生活習慣の変化に伴い、糖尿病をはじめとする生活習慣病が世界的に増えています。投薬や食事療法、運動などで進行を抑える治療が一般的ですが、近年は再生医療の一つとして「幹細胞治療」に注目が集まっています。
本記事では、糖尿病の基本的なメカニズムや症状・原因を解説し、幹細胞治療のメリットや治療の流れに焦点を当てて紹介します。糖尿病との長い付き合いに不安を感じている方や新たな治療法を探している方に向けて、参考となる情報を提供いたします。
糖尿病とは、インスリン分泌やインスリン作用が不足し、血糖値(血液中のブドウ糖濃度)が慢性的に高くなる状態です。日本では患者や予備群を含めて2,000万人以上いるとされ、医療・社会保障上の大きな課題として認識されています。
一般的に、糖尿病は下記のタイプに分けられます。
*1
インスリンは、血液中のブドウ糖を細胞内に取り込ませる役割を担うホルモンです。これが不足したり、作用しにくくなると、血糖値が制御できなくなり、高血糖状態が慢性化してしまいます。
*1 参考:糖尿病情報センター
糖尿病の初期段階では、自覚症状がほとんどなく、健康診断の血液検査で血糖値異常を指摘されて初めて気づくことが多いです。しかし、高血糖状態が続くと次のような症状が現れる場合があります。
糖尿病は、症状が進行すると合併症(網膜症や腎症、神経障害など)を引き起こすことがあり、重症化すると生活の質(QOL)を大きく損ないます。*2
*2 参考:糖尿病情報センター
糖尿病(主に2型)の発症は、生活習慣と遺伝要因が組み合わさった結果と考えられています。主な要因としては以下が挙げられます。
また、1型糖尿病は自己免疫が関与して膵臓のβ細胞が破壊されることで発症するため、原因や治療法が2型と異なります。*3
*3 参考:糖尿病情報センター
従来、糖尿病の治療では主に薬物療法(経口血糖降下薬、インスリン注射など)や生活習慣の改善が行われてきました。これらはあくまで血糖コントロールを維持するための対症療法が中心です。近年は、幹細胞治療によって膵臓のインスリン産生機能を部分的にでも回復させる可能性が示唆され、根本的な改善を狙える手段として注目されています。
幹細胞治療は、再生医療の一分野で、自己複製能と多分化能を持つ幹細胞を利用し、損傷や機能低下した組織の再生を目指す医療技術です。糖尿病の幹細胞治療では、インスリンを分泌する膵β細胞の機能低下を補うべく、幹細胞を用いて細胞の再生や組織修復を促すアプローチが研究・実践されています。 人体の各部位や臍帯血、骨髄、脂肪組織などから幹細胞を採取し、それを培養・増殖して患部に投与する方法が一般的です。体内に入った幹細胞が必要な箇所で分化・増殖し、炎症の抑制や細胞機能の回復をサポートします。
糖尿病における幹細胞治療には以下のような利点が考えられます。
ただし、すべての患者に同様の効果が期待できるわけではなく、発症時期や病型、個人差によって治療結果は異なります。
幹細胞は分化能に加えて、サイトカインと呼ばれる成長因子を分泌し、組織の修復や血管新生をサポートするとされています。そのため、インスリン分泌細胞が損傷した膵臓にも多面的に働きかけ、機能回復の一助となる可能性があります。
また、幹細胞には免疫調整作用があると考えられており、炎症を起こしている部位に対して抗炎症効果を発揮する点が注目されています。自己免疫的な要素が絡む1型糖尿病の病態に対しても、今後の研究により適応が広がる可能性があります。
医療法人社団紘朗会 再生医療部門では、以下のステップで糖尿病に対する幹細胞治療を行っています。
糖尿病は、血糖値コントロールが乱れることで合併症リスクを高める厄介な病気です。従来の対処法は生活習慣の改善や薬物治療が中心でしたが、根本的にインスリン分泌を回復させる手段としては限界がありました。そうした中、幹細胞治療は膵臓の機能低下を回復させたり、体内環境を整える新たなアプローチとして研究・臨床が進められています。 医療法人社団紘朗会 再生医療部門では、患者一人ひとりの病態に合わせた幹細胞治療を提案し、血糖コントロール改善や合併症予防に取り組んでいます。糖尿病の進行に不安を感じている方、これまでの治療で十分な効果が得られなかった方は、新たな治療オプションとして幹細胞治療を検討してみるのも一つの方法です。
医療法人社団紘朗会 再生医療部門は、厚生労働省から認められた医療機関として、幹細胞を用いた再生医療を提供しております。*4
幹細胞治療にご興味のある方は、当院までご相談ください。
医療法人社団紘朗会 再生医療部門ではエビデンスに基づいた治療を厳選し、包括的な新しい治療方針で一人ひとりのお悩みに合わせた再生医療をご提供いたします。最良の結果を最適化するために、生物学的同一ホルモン補充療法やペプチド療法などの内服療法と幹細胞療法を組み合わせて使用いたします。
*4 出典:厚生労働省
東京の幹細胞治療クリニック 医療法人社団紘朗会 再生医療部門
①治療方法
ご自身の脂肪組織に含まれている幹細胞を取り出し、培養した上で、患部に局所注射又は点滴にて注入する治療法です。
②副作用リスク
脂肪採取時:内出血、腫脹、術後感染、術後瘢痕、注射部位の痛みなどを伴う可能性。
幹細胞投与時:注射部位の痛み、アレルギー反応、肺塞栓などを伴う可能性。
③連絡先
医療法人社団紘朗会 再生医療部門
東京都港区南麻布4丁目14-6 プレシャス18 5階
TEL:03-6277-4650
④費用
本治療は保険適用のない自由診療となります。
幹細胞約1億個~1億8000万個の培養
※個人の幹細胞の培養数により、1億以上に満たないことがございます。
1回 250万円(税込)
3回コース 720万円(税込) (分割の場合、1・2回目 250万円 3回目 230万円)
5回コース 1,150万円(税込) (分割の場合、1~4回目 250万円 5回目 150万円)
幹細胞約2億個~2億8000万個の培養
※個人の幹細胞の培養数により、2億以上に満たないことがございます。
1回 380万円(税込)
3回コース 1,110万円(税込) (分割の場合、1・2回目 380万円 3回目 350万円)
5回コース 1,750万円(税込) (分割の場合、1~4回目 380万円 5回目 230万円)
詳細はご相談ください。
⑤入手経路
幹細胞は提携CPCにて培養いたします。
⑥効能に関する国内の承認機器・薬剤の有無
効能に関する国内の承認薬剤はありません。
⑦安全性に関する諸外国の情報
安全性に関する諸外国の報告はありません。
※重大なリスクが明らかになっていない可能性があります。
⑧未承認である旨
この治療で使用される薬剤は医薬品医療機器等法上の承認を得ていない未承認薬です。
⑨未承認薬・機器
未承認薬・機器には、公的救済制度(医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度)の適用はありません。
⑩再生医療等提供計画の届出
本治療は、再生医療等安全性確保法に基づき、厚生労働省へ再生医療等提供計画を届け出た上で実施しております。
厚生労働省 第二種再生医療等提供計画 第PB3210146号
厚生労働省 第二種再生医療等提供計画 第PB3230187号
厚生労働省 第二種再生医療等提供計画 第PB3240017号
厚生労働省 第二種再生医療等提供計画 第PB3230218号